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2007年6月30日 (土)

宮澤喜一さん

6月28日、宮澤喜一・元首相が87年の生涯を閉じました。

私個人は宮澤喜一さんとは接点はありませんが、戦後日本の復興から独立、経済成長から低成長時代へと歴史の全てに関わった卓越した政治家であったと思います。

宮澤喜一さんは改憲を党是とする自民党にあって護憲派の政治家でもありました。ある本で次のように語っています。「最後に一言みなさんに申し上げるとしたら、どういう事情があっても、武力行使をしていはいけない、ということです。自衛であろうと、国連の旗の下であれ、です。日本は自衛だといって満州事変から、中国のなかで戦争したんです。そんな自衛がありますか。自衛のためなら隣の国に出かけていいとなると、とめどもない話です。国連の旗のもとならいいというのも、国連自体が懲りたんじゃないですか。ソマリアでは撤退、ボスニアでは泥沼です。これも撤退せざるを得ないでしょう。敗戦から50年も経つと忘れる人もいるが、知らない人が圧倒的です。ぜひ、50年前にあったことを知ってほしい。そして自由を大切にしてほしい。言論の自由さえあれば、なにか間違えそうになったときに十分な議論ができますから。自由がつねに尊重されて、存在しているようにしてほしいと思います。」(宮澤喜一『21世紀への委任状』小学館、1995)<この本は「ビックスピリッツ」という漫画雑誌に13回にわたって連載された語り下ろしを本にしたものです>

こんな時代だからこそ、もう一度噛み締めたい言葉です。

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