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2007年4月25日 (水)

プロフェッショナル

用事があって介護実習室に入ったところ、教員と学生が介護技術の授業準備をしていました。
ふと目の前のベッドに目をやると、ベッドの上に学生が横たわってくつろいでいるではありませんか。しかも、布団の上から2人も!
思わず、叱ってしまいました。それもかなり厳しく。
学生は、ゆっくりと、しぶしぶベッドから降りました。
授業準備をしていたA先生が「3回目の注意でやっと降りるのね~」ととっても優しい口調で独り言・・・。
え~~!学生は3年生ですよ!あと1回実習に行けば介護福祉士になるという段階なのに、まだ実習用ベッドの上で遊んでいる事実に対してその優しさですか・・・。

介護の実習の全てが現場でできるわけではありません。むしろ、利用者の生活の場である現場に行っても失礼がないように、現場感覚でトレーニングをするのが学校の実習室です。介護福祉のプロになろうとする者にとって、「実習室」は「現場=利用者の部屋」と同じであるという意識が求められます。それならば、当然、実習室にある備品類の全ても利用者の私物である、という意識がないといけません。もし、自分の私物がぞんざいに扱われたり、きちんと片付けられなければどんな思いになるでしょうか。汚れた私服のままベッドで寝たらリネン類が汚れるということや、シーツに皺が寄ってしまうということは考えないのでしょうか。
頭で考えられないことは、実際には行動できません。実習室でできないことは現場ではできません。プロフェッショナルとして現場に立つためには、まず意識からだと思います。仮に現場に立つ意思がなく、資格だけ取得するとしても、「資格」はプロであるというお墨付きなのですから。

プロフェッショナルを育てていくということは、厳しい姿勢が必要なのではないでしょうか。

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コメント

私が学生の時にお世話になった先生にも、授業や練習以外は実習室のベッドで横にならないようにときつく言われてました。
備品の管理も、丁寧にやるように教えてみえました。
ベッドメイキングの際には利用者の物に触ったら同じ場所に戻すことも。
とても基礎的で簡単なことだけど、とても重要なことですよね。
介護を学んだのは1年という短い間でしたが、大事なことをきちんとおさえ、プロとしての意識をちゃんともたせてくれた恩師に、改めて感謝です(^-^)

投稿: しま | 2007年4月25日 (水) 10時53分

しまさんの恩師は厳しい方だったのでしょうね。でも、その厳しさが今のしまさんを形作っているのだと思います。「厳しさの無い優しさはない」とある方が言っていました。「厳しさのない優しさは甘やかしである」とも。
基本的なことだからこそ、最も大切なことであり、最も大切なことだからこそ、厳しく徹底するのが教師の務めかもしませんね。

投稿: マンデリン | 2007年5月 1日 (火) 23時39分

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