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2007年1月11日 (木)

福祉の谷間

「発達障害をもつ人の生活全般の相談サービスはない。行政としては、まず発達障害に対して理解をもつことからはじめたい」

自治体へ提出した要望事項に対する回答の一文です。

要望は障害者福祉サービスについて、様々な障害別の立場から網羅的に項目が作られていました。

障害者自立支援法の施行により、身体、知的、精神の3障害一元化がなされますが、相談窓口は一本化されていません。しかも、法の対象とならない難病患者、発達障害(LD、ADHDなど)を持つ人、高次脳機能障害を持つ人は相変わらず蚊帳の外です。

要望事項への回答も、身体、知的、精神障害については、是非だけでなく、理由や検討状況も述べられていたりします。しかし、難病、発達障害、高次脳機能障害に対しては、「ない」「都道府県の仕事」など・・・。そして、冒頭の回答も・・・。

やっぱり、福祉の谷間ですよ。

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コメント

どうもです。
どこぞやのアンケートの8割か9割くらいが
発達障害を認知していない

対応できないと答えているようです。

たしか市町村なんかの窓口だったかなと思います。

投稿: dekesokonai | 2007年1月15日 (月) 18時26分

dekesokonaiさん
コメントありがとうございます。
比較的「新しい」障害なので、仕方ないのでしょうか。でも、本人と家族は生きにくいままですよね。早めの対応が必要なのにな・・・。

投稿: マンデリン | 2007年1月17日 (水) 21時54分

 全く情けない限りです。自治体の大多数は横並びを模索し、そもそもの存在意義や責任から免れようとするばかりですから。私はその場にいませんでしたが、とある地域のワーカー(市役所職員)は『知的障害者への見守り介護は認めない』と発言したようです。こうしたワーカーには生活の実情を訴え続けても響くことは無いのでしょうね。また、こうした末端の意見が国に集約されると思うと怒りは募るばかりです。

 確かに発達障害は『新しい』障害ですよね。今思えば、私が子どもの頃には発達障害の疑いのある子どもも同じ教室で机を並べていました。今日のように人の生き様に細かくない一面があったのかも知れません。同時に、発達障害に気付かれないままの日々では生き難い思いもあったでしょう。再犯率と人間を考察すれば、発達障害が浮かび上がるのかも知れない、と危惧しています。八尾市の容疑者のように、現状から逃げる為には犯罪を犯すという手段しか知らない人は少なくないのではないか、と思えてなりません。社会が個々人に寛容になると同時に、障害への理解を深めることを切に願います。一方、昨今のい国内情勢は反対に猪突猛進なのですが…。

投稿: life_is_beautiful | 2007年2月 1日 (木) 05時53分

コメントのように、発達障害の疑いのある子どもたちと昔は机を並べていたんでしょうね。もっと昔なら、軽度の知的障害を持っていても農作業などをやっていましたし・・・。時代とともに生活がしづらくなってきているのでしょうね。だからこそ、彼らの生活のしづらさの原因となっている生活環境を改善したり、対応した支援が必要なはず。国際的な知的障害の定義の最新版(第10版)では、環境だけでなく「支援」との相互作用が指摘されています。「見守り」を含めた支援が否定されたら、彼らはますます生活しづらくなってしまいますよね。

投稿: マンデリン | 2007年2月 4日 (日) 22時54分

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