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2006年12月 8日 (金)

非常勤で教えること

明日(8日)で非常勤先の後期授業が終わります。

試験はまだ先ですが、深夜まで試験問題作成に気合いが入ってしまいました。

福祉系ではない学校で社会福祉を教えると苦労とともに刺激を受けるものです。今回、改めて「福祉を教えること」の意義を学ばせていただきました。

さて、「非常勤講師」には大きく分けて3種類あります。

①ある領域の専門家としての仕事をしながら非常勤で教えに行くパターンと、②将来の専任教員を目指して非常勤としてアルバイトをするパターン、そして私のような③本務校がありながら別の学校に教えに行くパターンです。

①は研究者ではないが、その科目の専門家として学生たちに実務に基づいた講義をする方が多いようです。②はなかなか専任が決まらず、教歴と生活費を稼ぐために必死の方が多いようです。

大学で非常勤講師を採用する場合、①②は難しい面もあります。①の場合、研究業績がない方もおり、学内審査で落されるケースもあります。②の場合、研究業績があっても教育歴がないと「教育能力はあるのか?」と難くせをつけられることもあります。結局、③の方が断然有利になります。本務校があるということは、既に教歴があり、専門の研究業績を有していると判断されるからです(そうでない教員もいますが)。

しかし、最近の大学では、「自分の大学をしっかり教えるべきであり、他の学校で教えることは良くない」という考え方もあります。確かに、一昔前は、本務校の授業そっちのけで非常勤を掛け持ちしてバイト代を稼ぐ教員もいました。しかし、ベテランの教員にとっては研究時間を削ってまで自分の持つ専門的知識を他の学生にも伝える社会貢献であり、若手の教員にとっては教育力を伸ばすための修行でもあります。また、自分の大学にその科目の専門家がいなければ他の大学から非常勤に来ていただくのですから、こちらからも出すというのがフェアーな関係です。

しかし、大学によっては非常勤を禁止するところもでてきました。現在、来年度のカリキュラムを編成していますが、予定していた非常勤講師のお一人が「本務校で禁止になったので担当できない」と連絡してきました。本務校の業務に迷惑をかけていないのに全面禁止にするのはどうかと思いますね。こちらも困りますし・・・。(通常は1人1校2コマまでの非常勤は許可を得て可となっているケースが多いようです)

私の大学のW先生なんて、自宅のローンを稼ぐために許可を得ている非常勤以外に、黙ってもう1校非常勤やってるんですがね・・・。

※ココログが長~いメンテナンス期間を設定したために更新ができず失礼しました。3日間もメンテで更新できなかった割には「問題を解決できず、後日改めてメンテナンスを行います」はちょっとひどいね~。

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