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2006年12月31日 (日)

この1年を振り返って

2006年が幕を閉じようとしています。

2006121204898391jijpsociview001 2006年を表す漢字はだそうです。

皇室に40年ぶりの男子誕生、いじめを苦にした自殺問題、虐待死問題など・・・。

「ひとつしかない命の重み、大切さを痛感した年」

特にいじめを苦にした自殺問題では、いじめに教師が加担したり、いじめをなかったことにしようとする学校側の対応が問われました。また、親による子どもへの虐待死事件も過去最悪の件数となりました。

命を「守る」側が、命を「奪う」側になってしまった一年でもあったでしょう。

今日、部屋の片づけをしていると、12年前、1995年のクリップ・ライブラリー(新聞の切り抜き雑誌)が出てきました。

ちょうど開いたページに「О君、いじめ自殺の構図」が載っていました。この事件は、愛知県の中学2年生О君が同級生による暴行・恐喝などのいじめを苦に自殺した事件です。この事件では、О君の机の上に「死ね」と書かれていたがあり、それを見つけた担任が先輩教師に相談したところ「よくある話、乗り越えなきゃ」と突き放したそうです。結局、生徒も教師もいじめを止めることができず、О君は自ら命を絶ったのです。

「事件を風化させず、いじめを根絶する」と、関係者は対策に乗り出しました。

それから12年経ちました。いじめは無くなったでしょうか?

1995年は阪神淡路大震災があった年です。それから12年後の今年12月25日、新潟県中越地震(2004年10月)で被災し仮設住宅内で一人暮らしをしていた50歳代の女性が孤独死しているのが発見されました。死後3日ほど経っていたそうです。

12年前の阪神淡路大震災で被災した方々が暮らす仮設住宅で、たくさんの孤独死が見つかり、どうやって「独り」にさせないようにするのか、いかにコミュニティをつくっていくのか、我々は学んだはずです。

年の瀬を前に、この女性はどんな思いで亡くなっていったのでしょうか。

12年前の新聞の切り抜き雑誌を見ていると、何も変わっていないような気がしてきました。来年、2007年こそは、「命」が大切にされる年になることを祈ります。

皆さん、よい年をお迎え下さい!

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