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2006年9月 2日 (土)

車いすマーク

「地域包括支援センターって使えないわ!だって車いすマークすらくれないんだから!」

ある会合で民生委員さんがこのように発言しました。

その民生委員さんは高齢者がいる家庭を訪問した際、高齢者を自動車に安心して乗せるために車いすマークがあれば、と思い地域包括支援センターを訪問したそうです。

地域包括支援センターのワーカーせんもさぞや困ったこでしょうね。

皆さんは次の4つのマーク、それぞれに説明できますでしょうか?

    ①       ②       ③        ④

Shosin

   Kourei_1             Mark5_1         

Shougai_4

                                     

①は「初心運転者標識」、通称「初心者マーク」ですね。

免許発行後1年間は表示義務があります。付けていないと罰則もあります。私の友人は免許取得10年経った今でも付けていますが(笑)

②は「高齢運転者標識」、通称「紅葉マーク」です。

年齢70歳以上の人が自動車に付けるマークで、あくまでも「努力義務」です。

③が有名な「車いすマーク」です。

正式名称は「障害者のための国際シンボルマーク」といいます。

障害者が利用できる建築物・施設であるということを示すためのもので、国際リハビリテーション協会が決定し著作権も持っています。

このマークの使用条件は基準を満たした建築物のみです。肢体不自由には限定されません。

でも、このマーク、自動車にたくさん付いていませんか?

障害をもつ人や高齢者を乗せるための自動車に・・・。

本当は、全くの無意味なんです。

いつの間にか定着してしまいましたね。

では、マークの④は?

④こそが「身体障害者標識」、通称「四つ葉マーク」です。

手足が不自由であることを理由に免許を交付された人が自動車に貼るマークです。

このマークを付けた自動車に幅寄せをしたり、割り込みをすると5万円以下の罰金、違反点1点が課せられます!!このマーク2002年6月から施行されましたが、ご存知でしたか?

ということで、車いすマークを自動車につけても、法的には何の意味も持ちません。

だから、地域包括支援センターに行ってもくれないのです。

④のマークは運転者が肢体不自由の場合に限定されています。しかも、社会通念として車いすマークを付けている自動車は「身体の不自由な人が乗っている」という意識が浸透しています。国際的なルールとしては通用しませんが、日本独自のルールとして「車いすマーク」を活用することも検討してもいいのかもしれませんね。

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コメント

非常に参考になりました!なるほどなるほど。使えます。ちょっとした時につかえます。ありがとうございます。勉強になりました。

投稿: dekesokonai | 2006年9月 2日 (土) 23時47分

dekesokonaiさん
参考になったようでよかったです。内容はだいぶ省略していますが(笑)車いすマークを使う基準なんて、誰も意識してませんよね。私の関わっている障害をもつ人もほとんど車に貼ってますし(笑)
脊髄損傷者で免許を取った友人は四葉マークを見て「幸せマーク?」って言ってました。当然車には「車いすマーク」がペタリ(笑)
※いつもblog拝見してます。が、コメントの投稿者名からリンクできませんが・・・?

投稿: マンデリン | 2006年9月 3日 (日) 12時24分

すみません。私も最近気付きました。きちんとURLがはいってなかったようです。ご迷惑をおかけしました。今日は大丈夫です。間違わずに打ってます。ありがとうございます。

投稿: dekesokonai | 2006年9月 4日 (月) 01時49分

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