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2006年8月21日 (月)

福祉施設における性的虐待事件

埼玉県西部の民間児童養護施設で、女性保育士(29)が入所少年と性的関係を持ったなどとして、管理運営する社会福祉法人に対して県が、児童福祉法に基づく改善勧告をしていたことが分かった。施設では男性指導員(26)が入所少女と性的関係を持ったことも発覚。施設は既に、この2人を含む職員計4人を懲戒解雇している。
 県などによると、女性保育士は04年春ごろ、休みの日に少年を自宅に呼び出して2、3回性的関係を持った。その後も昨年4月ごろまで自宅で会っていた。この間、別の職員に施設の車で少年を自宅まで送り届けさせたこともあった。少年が指示に従わないと施設などでけったり、体にかみついたこともあったという。今年6月、少年が施設職員に相談し発覚した。
 男性指導員は04年2月から少女を自宅に呼んで相談に乗るうちに同4月に性的関係を持ったという。昨年4月、少女が職員に相談し発覚した。   
「毎日新聞」(8月21日)

 福祉施設におけるこのような性的事件は氷山の一角でしょうね。

 大学を卒業して児童養護施設に就職した私の知人の女性は、入職してすぐに利用者の男の子と性的な関係を持ったことを告白してきたことがあります。しかも、施設の居室で!

 また、事件ではありませんが、利用者と実習生、職員と実習生が実習中に関係を持つということもちらほら聞きます。

 先日報道された「さくら苑」の事件も、言葉による性的虐待でしたね。

 人間の生活や福祉で「性」をタブー視する必要はありません。むしろ、「性」は「生」につながる人間のアイデンティティであり、覆い隠してはならないと考えます。

しかし、利用者の尊厳を守るのが社会福祉の役割であり、利用者の「性」も尊厳の一部分です。「尊厳を守る」ということがどのようなことなのかをしっかりと意識する必要がありますし、社会福祉専門職には高い倫理性が求められていると思います。

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